簿記3級の勉強の進め方

簿記3級 勉強の進め方

簿記3級の勉強の進め方

簿記3級の勉強の進め方ですが、どの教材を使ったとしても流れは同じで、
1.参考書を読む
2.問題集を解く
3.問題集で間違えた問題・よくわからなかった問題のところを参考書で再度勉強
4.模擬試験問題を解く
5.模擬試験で間違えた問題・よくわからなかった問題のところを参考書で再度勉強
6.3~5を繰り返す

の流れです。

また、仕訳問題練習やYouTube動画を見る、簿記アプリをやる、
ということも随時行います。

ちなみに、過去問はやらないの?と思うかもしれませんが、
現在、日商簿記試験については過去問はありません。
また、実際に過去に出た問題をブログやSNS等にアップすることも禁止です。
なので「過去問」ではなく「予想問題」となっています。
(昔は過去問もあったのですが、現在はなくなっています)

少し細かいことになりますが、
参考書でひとつの単元を終わった後に問題集に行くのか、
ひととおり参考書が終わってから問題集に行くのか、
と悩むかもしれませんが、
これは正直、どちらでも良く、自分がやりやすいようにしたら良いと思います。
僕の場合は、ひととおり参考書を終えてから問題集にとりかかりました。

どちらにせよ、最終的には問題集を解けるようになる、
という状態になれば良いので、
本当にやりやすいほうでかまいません。

また、もちろん参考書の問題もちゃんと解いておいたほうが良いことは言うまでもありませんが、
参考書の問題に関しては、そこまで神経質にならなくても良いと思います。

いちど解いておくことは必要ですが、
わかっている問題を何度も解くより、次に進んだほうが良いでしょうね。
問題集に関してはわかっている問題でも、何度も繰り返し解くほうが良いです。
答えを覚えてしまうのではないかと思うかもしれませんが、
こと問題集や模擬試験問題に関しては覚えて大丈夫です。
というより覚えるぐらい繰り返し解いたほうが良いです。
とはいえ、もう見ただけでわかるようになれば、いちいち解かなくて良いので、
パッと頭の中で解くだけでも良いです。

参考書にある練習問題と問題集の違いですが、
参考書についている問題はあくまで練習問題、
学んだことが理解できているかのチェックであり、
実戦形式の問題である問題集とは違うわけです。
なので、参考書にある練習問題はさらっと流し、
問題集はじっくりと解いてください。

みなさんの目的はあくまで『合格』することであるので、
そこは意識しておいたほうが良いでしょうね。

もちろん、苦手な箇所については参考書の問題もじっくり解いてくださいね。
特に、第二問対策については参考書の問題もきっちり解いておいたほうが良いです。
なぜなら、第二問については、点数が取れないことも考慮に入れますが、
基本問題についてはできるだけ加点したいからです。

仕訳問題について

参考書についていたり、スマホアプリでも仕訳問題が解けるので、
できるだけたくさん解いておくほうが良いでしょうね。

『仕訳にはじまり仕訳に終わる』
の言葉通り、仕訳ができないと合格もおぼつきません。

仕訳については、たとえ覚えている問題だったとしても、
繰り返し解くことが重要です。
もう、息をするように仕訳を解けるようになることです。

そして、それだけやっても本番では、
なにこれ!?という問題がでます。

そういう変な問題はみんなが解けない、もしくは時間がかかるので、
まああまり変な問題対策はしないでも良いとは思います。

スマホアプリ

仕訳問題の練習として、
おススメはスマホアプリの簿記3級仕訳のものです。
有料無料ともいくつか出ていますが、
無料でできるもので十分です。
スマホアプリのメリットとしては、隙間時間が有効活用できることです。
なので、じっくり勉強できるときにはスマホアプリでなく、
きっちり机で勉強したほうが良いです。
ただ、勉強の合間の気分転換に、という利用はアリですし、
僕もやっていましたので、そこは臨機応援に取り組んでください。

有料のものでも、7~800円ぐらいなので
別に払っても構わないという場合は、さっくり購入しても良いでしょう。
僕は無料のものでやっていましたが、十分練習になりました。
僕個人的には3級ではいらないと思いますが。
2級だと有料のものも良いかなと思います・・・とはいえ、僕は簿記2級うけていないので
あまり偉そうなことは言えません。

ただ、アプリ全般に言えますが、
アプリの性質上、大体の答えが類推できてしまうので、
そういう意味で、有料にするほどでもないかな、と思うわけですが、
そこはまあ、購入する場合は、そういうものだと割り切って取り組んでください。

アプリはあくまでサブ的なもの、隙間時間にちょっと勉強するのに
便利なもの、程度の認識で良いと思います。

でも、隙間時間の活用としてはこの上ない効果があります。

簿記アプリでは、普通に仕訳アプリと一緒に取り組んでほしい、
おススメのアプリがあります。

「簿記3級 倒して覚える勘定科目」
というアプリです。

これ、見た目はモンスターを倒していく普通のゲームのようですが、
借方・貸方はもとより、
資産・負債・費用・収益・資本
と、勘定科目を答えるようになっているのですが、
勘定科目を覚えるのにめちゃめちゃ良いです。

正直、僕はこのアプリのおかげで一気に記憶が進みました。
ゲームとしても面白くて、勉強そっちのけでやってることもありました。
一度、妻にスマホの画面を見られ、
「勉強かと思ったら何遊んでるの?」と言われたことがあります(笑)
「いや、これは簿記の勉強のアプリでね」といらぬ冷や汗をかいたものです・・・
(受験生の子どもが親に怒られてるみたい?ですが・・・)
みなさんはそこまでのめり込まず、楽しんでやってください。

なんにしても、やる価値はあります。
もちろん無料ですが、広告もちょいちょいでるので
その点だけは欠点ですが、まあ無料ですので広告のときは休憩だと思って休んでいてください。

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